ローソンは、ローソン店舗では初となる洗剤やシャンプーなど日用品の量り売りを、12月1日から千駄木不忍通店(東京都文京区)で開始した。2020年8月より都内のナチュラルローソンで量り売りを開始し、現在9店舗で実施中。そのうち5店舗では、日用品に加えてドライフルーツやナッツなどの食品の量り売りも行っている。

 現在量り売りを実施しているナチュラルローソンでは、プラスチック容器での販売と比べてプラスチック使用量約79%削減につながっている。Pontaカード会員データによると、購入層の約8割が女性で、中でも40~50代の女性に好評だという。


 ローソンは、30年に17年度対比で容器包装プラスチック使用量30%削減を目標として掲げている。これまで、店内コーヒー「MACHIcafé」のアイスコーヒーや店内厨房商品の一部商品で紙カップへ変更、一部店舗で国内コンビニエンスストアのPBでは初となる紙パック入りミネラルウォーター販売などプラスチック削減について取り組んできた。今回の日用品の量り売りついても、店舗やカテゴリーの拡大を検討していくとしている。

(トップ画面は、量り売りのイメージ)