トレーダージョーズの元経営者が非営利のスーパーを開業

 米国では、9人に1人が食料を安定して得られていないとされる一方、スーパーマーケット(SM)などの小売りレベルだけでも年間、370億ドル(約41000億円)分の食品が廃棄されている。その中には、販売には適さないが、食べるには問題がないものも含まれていることから、フードバンクに寄付するSMも多い。さらに、最近は、こうした食品を安価で販売する非営利のSM「デイリーテーブル」も登場した。このSMは、トレーダージョーズに31年勤務し、14年間社長を務め、9店舗の弱小チェーンだった同社を340店舗の1大チェーンに育て上げたダグ・ローチ氏が2015年に開業したもので、現在、マサチューセッツ州ボストン近郊に3店舗を展開している。

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