FCの積極的な導入で全体の売り上げをアップ

 サンエーの2021年2月期業績は売上高が前期比2.3%増の1891億円、経常利益が同17.7%減の95億円の増収減益となった。巣ごもり需要により食品や住居関連用品の大幅な伸長が増収に貢献したが、衣料品や外食の売り上げが大幅に減少したことに加え、テナントの時短営業や賃料減免などによる賃料収入の減少、子会社ローソン沖縄の減収などが利益を押し下げた。

 コロナによる沖縄経済への打撃は大きい。経済成長を支えてきた観光需要はコロナ禍で消失。旧盆などの沖縄ならではのハレの日行事の売り上げも、コロナ前には戻っていない状況だ。

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