DS業態フーコットを開発、埼玉県での展開を開始
ヤオコーが価格対応の取り組みを一段引き上げた。今年2月にエイヴイ型のディスカウント(DS)業態を手掛ける子会社のフーコットを立ち上げ、今年夏、1号店を埼玉県飯能市に出店する。2017年にエイヴイを買収、単品量販などDSのノウハウを習得しながら生産性を高め、価格訴求力を強めてきた同社だが、さらに一歩踏み込み、自らもDS型店を開発、運営に乗り出す。フーコットは埼玉県を中心に展開することで、神奈川県のエイヴイと競合することなく価格志向のお客を取り込む構え。今期は、飯能以外にもう1店舗を計画しており、川野澄人社長は、「PCも稼働させる予定なので、早いタイミングで5~10店舗の固まりにしたい」と事業拡大に意欲を示した。