全米第2位のスーパーマーケット(SM)チェーンであるアルバートソンズが4月、第4四半期(2020年12月−21年2月)決算を発表した際、注目されたのがネットスーパーの売り上げだった。ネットスーパーを含むデジタル売上高は前年同期比で282%の増加となり、通年でも同258%増となった。

 34州で約2277店舗を展開するアルバートソンズだが、全売上高の約10%以上をネット経由で稼いだことになる。ネットスーパー急伸に伴い、デジタル・トランスフォーメーション(DX)を積極的に進めており、直近でもIT大手のグーグルと複数年契約を締結したことを発表。グーグルのAIを活用することで顧客の買い物体験の向上やネットスーパーの新規客の獲得を狙う。

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