ウォルマートは深夜でも商品を自宅まで短時間で配達する「エクスプレスデリバリー」を開始する。ウォルマートのアプリやウェブサイトから注文ができ、午後9時半までの注文で、午後10時まで利用できる。
ウォルマートは全米4000店舗からのオンライン・ピックアップ&デリバリーを提供しており、20万点以上の商品から注文し、店舗に出向いて受け取る「ピックアップ」か、自宅へ配達してもらう「デリバリー」(30~90分で配達)を選ぶことができる。
「ライブショッパー」機能を使うと、ユーザーは担当者とテキストでリアルタイムコミュニケーションができ、商品の追加や代替商品の相談も可能だ。
有料会員「ウォルマートプラス」に加入すると、「インホーム」という追加オプションもある。商品を直接冷蔵庫まで届けてもらったり、カウンターの上に置いてもらったりできる。返品商品も持ち帰ってもらえる(インホームはマイアミ、ダラス、サンフランシスコなど46市場3500万世帯をカバー)。
米国のネット通販とリアル店舗のサービス競争は、配達の利便性も含めて激しさを増している。(写真は同社ニュースリリースより)