「マツキヨもいよいよ食品強化に本腰か」。そんな思いを抱かせるのが、マツモトキヨシホールディングス(HD)の本社がある新松戸駅近くの松戸大金平店(千葉県松戸市)だ。売り場面積は500坪ほど。正面入り口左手には調剤薬局があり、店内を進むと壁面の棚、中ゴンドラは、医薬品、化粧品、日用品で埋め尽くされ、通常のマツキヨ店そのもの。だが、右手奥に進むと1転、売り場面積の3分の1弱を占める食品売り場が出現する。壁面の冷ケースには乳製品、日配品が並び、野菜は平置きで、特売表示。そばでは卵のケース売り。野菜は別に棚1段を取り、隣には2m強はある精肉の冷ケース。奥には酒とつまみのコーナー。中ゴンドラには、加工食品、菓子、米がしっかり置かれ、食品スーパーの売り場と見紛うほどだ。

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