ツルハホールディングス(HD)の取締役からイオン岡田元也会長の名前が消える。2005年から16年にわたり社外取締役相談役であり続けた岡田氏が退任の運びとなったのは、ツルハが4月6日の取締役会で社外役員の選任基準を制定したためだ。独立性を認定する上での13の基準が定められ、その中の「当社(ツルハHD)の大株主(総議決権の10%以上の議決権を直接または間接的に保有している者)となっている者の業務執行者」にツルハ株式の13%を保有する筆頭株主のイオンが該当することから、岡田氏は独立性を有しないと判断された格好だ。ちなみに岡田氏はもう1項目、社外役員としての「通算の在任期間が10年を超える者」にも該当している。

この記事の購読は有料購読会員に限定されています。
まだ会員登録がお済みでない方はこちらから登録ください。
有料購読申込

すでに会員の方はこちらから