「ついに牙を剥いた」。ツルハホールディングス(HD)の株式12. 84%を保有する香港の投資ファンド、オアシス・マネジメントがツルハHDに対し、8月開催予定の株主総会で、オアシスが推薦する5人の社外取締役の選任を求めたのだ。さらに社外取締役1名の解任、取締役会長の廃止、取締役会議長を社外取締役から選ぶ議案も提案する。ツルハHDは、創業家の鶴羽樹会長、子息の鶴羽順社長が経営を主導。解任要求の槍玉に上がる藤井文世氏は、ツルハと同じ北海道を地盤とする北洋銀行の元常務。身内で固める円満経営に横槍が入った形だ。

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