店舗管理者の育成に幾分の光が差した

 ローソンがOTC医薬品の販売体制強化に向けて動き出す。契機となるのは、医薬品の店舗販売における規制緩和だ。

 これまでコンビニ業界ではOTC医薬品の販売が進んでこなかった。長年注力してきたローソンでも、販売店舗数はまだ約250店舗にとどまる。国内約1万4000店舗を展開する同社にとって、その数は微々たるものだ。

 背景には、OTC医薬品のうち、2類と3類の販売が可能な登録販売者の資格を有する店舗管理者(以下、管理者)の確保、育成が困難なことがある。

ローソンは約250店舗でOTC医薬品を販売している

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