LINEやZoomで接客、スマホで注文の新サービス

 昨年10月、阪急阪神百貨店は、店頭とデジタルを融合させた「オンライン・マージズ・ウィズ・オフライン(OMO)」の取り組みを本格的に始めた。それまで別々に展開してきた三つのサービスを組み合わせて、来店できないお客にも店舗と同様の買い物体験を提供するというもの。

 組み合わせる施策は三つあり、その一つ目が百貨店の店頭商品を掲載した「WEBカタログ」だ。海外の有名ブランドファッションや時計、ジュエリーなど、ラグジュアリー商品を中心にカテゴリーごとに設けられたサイトで、ブランドごとに商品が表示されるため、店舗の売り場を回るような感覚で商品を見ることができる。

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