薬局の閉店後でも薬を受け取れる

 コロナ下の時限的な特例措置として、昨年4月からオンライン診療やオンライン服薬指導が可能になったことから、処方箋医薬品の受け取りも非対面のサービスが広がっている。これを受け、クオールホールディングス(HD)では、専用のロッカーを使ったサービスを開始した。

 仕組みは、まず、オンラインで服薬指導と代金の決済を行った後、薬剤師が薬を受け取り専用のロッカーに入れる。すると、患者のスマホに通知が送られるので、患者は自分の都合のいい時間にロッカーに出向き、通知された解錠キーを入力してロッカーを開け、薬を取り出すというものだ。受け取り時に、ロッカーの液晶画面に受領のサインをすることで、患者の受け取りが確認され、手続きが完了する。なお、ロッカーで受け取れるのは常温管理の医薬品のみで、低温管理が必要な医薬品は含まれない。

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