食品スーパー(SM)最大手のクローガーは、外出自粛の影響で売り上げが急増している。同社が昨年12月に発表した第3四半期(8−10月期)の売上高は、前年同期比6.2%増の297億2000万ドル(約3兆1307億円)だった。

 ガソリン売り上げを除く既存店売上高は、前年同期比10.9%増と2桁伸長を達成。3四半期累計では15%の成長となった。当初予想が2.5%だったことを踏まえると、コロナ特需の大きさがうかがえる。

 ネットスーパーを含むオンライン売上高は、同108%増と2倍以上。12月時点のカーブサイド・ピックアップの数は2200カ所強、宅配は2450カ所強で、これにより同社の顧客の98%をカバーしている。

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