オンライン講演会に全国から多数の参加者が集まった

 ――組合員のくらしの改善が生協活動の根源です。コロナ下で生協が一番力を入れなければいけないことはなんでしょう。

 本田 コロナによって我々の暮らしが大きな影響を受けているのは確かです。そのコロナが今の時代の底流にある様々な問題を一気に前面に押し出したなと、わたしはそう受け止めています。高齢化、社会的な孤立などへの対応がますます必要になりましたし、対応そのものもコロナ前に我々が考えていたものだけでは足らなくなった。生協は色々な人が集まってフェーストゥフェースの活動で助け合いをしてきましたが、今はソーシャルディスタンスで距離を取らなければいけない。アナログ的活動が封じられた状況で、どうやってコロナ下で通用するコミュニケーションを生み出すか。柔軟な発想でチャレンジしていかないといけないなと痛感しています。

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