それぞれの地域の「じもの」をより強める統合を実現

「イオングループのSM再編の一発目として、なんとしても成功させる、という強い気持ちで臨んだ」。昨年9月にマックスバリュ中部(MV中部)を吸収合併し、新たなスタートを切ったマックスバリュ東海(MV東海)の神尾啓治社長は力強く語る。同社の2020年2月期決算は、統合効果で営業収益2715億円(前年比19.9%増)、経常利益69億円(42.6%)と過去最高を達成。何より一店一店がきちんと売り上げを伸ばしており、既存店売上高は通期で0.4%増、下期に限ると1.8%増と好調な出足を見せている。

 起爆剤となったのは統合記念セールだ。毎月0のつく日を中心に、NBの増量品や特価商品の露出を強化。加えて、統合効果のお披露目の意味も込めて、旧MV東海・MV中部両方の地域の特産物を使用したオリジナル記念商品を打ち出したのだ。例えば静岡県清水港のマグロと三重県尾鷲のブリをセットにした紅白握り。あるいは愛知県七福醸造白だしと静岡県焼津産かつお節を使用した鍋スープなど。「増税もあった厳しい環境下でお客様の支持を得られた。両社が培ってきた強い商品を融合することができた成果」と神尾社長は自信をのぞかせる。

この記事の購読は有料購読会員に限定されています。
まだ会員登録がお済みでない方はこちらから登録ください。
有料購読申込

すでに会員の方はこちらから