AIで需要を予測し欠品前に補充を指示

 世界最大の小売業ウォルマートは、最新技術の導入に意欲的な企業でもある。同社が活用を進める技術の一つはロボットで、もう一つはAIだ。


 同社は今年、商品棚をスキャンしながら在庫管理するロボットを大幅に導入する。シェルフ・スキャニング・ロボットを開発するボサノバ・ロボティクスによれば、ウォルマートは同社の「オートS」を今年新たに650台追加導入する。オートSはAIやスキャニングセンサーを搭載した高さ約1.8mのロボットで、売り場の通路を進みながら欠品や在庫少、置き間違い、値付け間違いなどを1つ1つ念入りにチェックしていく。データは中央のコンピューターに送られ、これに基づき商品補充など必要な作業がスタッフに指示される。

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