RFID活用の最先端を走るのがユニクロのセルフレジだ。


 レジ横についたくぼみに購入する商品を置き、モニターに表示された「会計を始める」をタッチすると、商品の内訳と支払方法が瞬時に表示される。内容を確認して現金を選び投入口に代金を入れると、レシートがプリントアウトされ、商品を袋に詰めれば、買い物は終了。時間にして1-2分だ。東京・渋谷のユニクロ渋谷道玄坂店は、大勢の若者でにぎわっているが、レジ待ちするお客が以前より少なくなったのは、セルフレジ導入効果も大きいのだろう。


 ユニクロのスピーディーなレジ精算を可能にしているのがRFIDだ。商品の値札に埋め込まれた電子タグから発信される電波をレジの受信機が読み取り、商品名や金額を表示する仕組み。現在、この機能を搭載したセルフレジはユニクロの大半の店舗に導入されている。

この記事の購読は有料購読会員に限定されています。
まだ会員登録がお済みでない方はこちらから登録ください。
有料購読申込

すでに会員の方はこちらから