ファーストリテイリングは8月28日、事業会社ユニクロの社長交代を発表した。ユニクロの取締役グローバルCEOを務めている塚越大介氏が代表取締役社長兼COOに就任する。現在社長を務める柳井正代表取締役会長兼社長は、代表取締役会長兼CEOとなる。9月1日付。
かねてから柳井氏は「若い優秀な経営人材が育ってきている」と数年前から語っていた。塚越氏は2002年入社。2019年に上席執行役員、昨年ユニクロのグローバルCEOに着任していた。
役割分担は現場の執行は塚越氏が担う。柳井氏は引き続き会長兼CEOとして経営の方向性や事業拡大などの意思決定に携わる。最終決定権は柳井氏が持つ。
9月からの新しい期を迎えるに当たり、新体制として中期目標の売上高3兆円、長期目標の10兆円を目指していくことになる。