モバイルオーダーは利用率向上が課題

 日本マクドナルドホールディングス(HD)がデジタルを活用して体験価値を高めようとしている。それがスマホアプリを使って商品の注文から決済までを一気通貫で行えるモバイルオーダーだ。モバイルオーダーは2019年1月に沖縄の一部店舗で実験導入し、4月には静岡県内75店舗に拡大した。その後順次、導入地域を広げて今年1月28日には東京でもサービスを開始。現在2700店舗で導入されている。


 マクドナルドのモバイルオーダーの仕組みはこうだ。専用アプリを立ち上げて利用したい店舗を検索し、注文したいメニューを選択。このときに公式アプリ会員向けに配信されるクーポンも利用可能だ。そして、店内で食事をするか持ち帰るかを選ぶ。最後に、店舗に出向いてクレジットカードかLINEペイ(iOSのみ対応)で決済すれば、待ち時間なしで商品を受け取ることができる。

この記事の購読は有料購読会員に限定されています。
まだ会員登録がお済みでない方はこちらから登録ください。
有料購読申込

すでに会員の方はこちらから