今月号はウエルシアホールディングス特集です。
ドラッグストア業界で初の売上高1兆円を達成したウエルシアの経営戦略に迫りました。着実に成長を遂げてきた要因は、調剤併設の大方針とM&A戦略の妙にあります。そしてイオングループとのシナジーも外せない要素です。9月にはイオン九州とジョイントベンチャーを立ち上げ、フード&ドラッグ業態確立に向けて動き出しました。ここへきて競合とさらに差を広げる可能性もあります。
特集では、松本忠久社長インタビュー、フード&ドラッグ業態開発、商品戦略、調剤事業、昨年大きな話題となったイオンタウン幕張西店のその後、M&Aの歴史、そして池野隆光会長と順天堂大学の小林弘幸教授との対談「健康寿命延伸に役立つドラッグストアとは」と、盛り沢山です。ぜひご一読ください。

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