首位の座が固まりつつあるとの声が聞こえ始めた

 ウエルシアホールディングス(HD)が全国制覇に王手をかけた。昨年9月、大分に九州1号店を出店したのに続き、今年6月に北海道にも店舗を持つコクミンを買収。さらに12月には沖縄のふく薬品を子会社化することが決まっており、これまで空白地帯であった北海道、九州、沖縄に一気に楔を打ち込んだ。

 これで未進出県は山口、鹿児島のみとなったが、コクミンを買収したことで立地も大きく広がった。ウエルシアは郊外住宅地に店舗が多く、250~300坪の郊外型が全体の7割を占めている。これに対して関西、首都圏、北海道、九州などに約170店を展開するコクミンは、都市型店舗が多い。全国の主要空港、ターミナル駅構内など、ウエルシアが挑戦したくてもできなかった立地にも店舗を持っている。競合他社が「実態より高い」と語る約204億円を投じてコクミンを買収したのも、そのノウハウを得るためだ。まさに本州から全国へ、さらに郊外から郊外も都市も攻めるステージへ、歩を進め始めたと言っていい。

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