物価高を上回る賃上げを求める

 2024年の労働経済白書によると、短期的な人手が足りなかった従前と比べ、近年は人手不足が長期的かつ粘着的になっていると指摘されている。今後は働き手の数がさらに減ることは確実な情勢だ。

 生産年齢人口の減少分を女性の就労機会の拡大や高齢者の雇用年齢の延長でしのいできたが、それも限界に近づきつつあり、外国人の雇用拡大に一縷の望みを抱いているのが実態だ。

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