イオンリテールは3月21日、埼玉県狭山市に都市型ショッピングセンター(SC)「そよら入曽駅前」をオープンする。埼玉県内のそよらは、「そよら武蔵狭山」に次ぐ2店舗目。

 そよら入曽駅前は、2011年に閉校した狭山市立入間小学校の跡地で、西武新宿線「入曽」駅前に立地。今年3月末に入曽駅の橋上駅舎が整備されると、改札から徒歩1分で来店できる。また、県道8号に隣接するほか、県道50号からも近く、車でのアクセスにも優れている。

 同SCは、日常使いの専門店を揃える「デイリーライフ」がコンセプトの本棟と、ブックカフェやキッズアミューズメントなどの集いやくつろぎの場を提供する「ニューライフスタイル」をコンセプトとする別棟の2棟で構成される。売り場は2層構造で、面積は、直営3722㎡、専門店2087㎡の合計5809㎡。

 本棟には、核テナントの「イオンスタイル入曽駅前」が入居。駅前立地の特性を生かし、タイパ・簡便・トレンドを意識した“フード&ドラッグ”を展開する。食品は時間帯ごとのニーズに合わせたタイムパフォーマンスの高い売り場を展開するほか、子育て世帯をターゲットにした商品も導入する。また、地場産品も積極的に取り扱う。

 2階のヘルス&ビューティケア売り場では、話題のコスメや文具、サプリメントなどを充実させるほか、総合スーパーの強みを生かし、インナーやベビー用品など消費頻度の高い商品も品揃えする。また、健康測定機器を備えたサルーステーションや調剤薬局も導入予定だ。

 別棟では、全国初出店の子ども向けアミューズメント施設「Kininal ASOBLE」(キニナル アソブル)や京都を中心に展開している書店「大垣書店」のカフェ併設店舗を導入する。