スーパー各社がネットスーパーのサービスを強化している。

 ライフコーポレーションがアマゾン上で提供する「ライフネットスーパー」の配達エリアに、6月16日から神奈川県の鎌倉市と横浜市の港南区、栄区が加わった。これにより、配送エリアは、東京23区・13市、神奈川県9市、千葉県13市、埼玉県5市、大阪府26市・1郡、京都府3市、兵庫県6市となった。

 オーケーも、みなとみらい店など4店舗で展開していたが、6月6日に相模原店を加え、さらに6月下旬には藤沢店でも開始する予定だ。

 一方、イオンリテールは、6月16日、ネットスーパーの注文時に、自宅以外の場所も届け先に選べる「お届け先変更便」サービスを開始した。コロナ下でネットスーパーの利用が増える中、「離れた場所に住んでいる家族にネットスーパーの商品を送りたい」、「帰省先でもネットスーパーを使いたい」と言った声が増えていることに対応したもの。関東・北陸信越・東海・近畿・中四国の「イオン」「イオンスタイル」の約240店舗が対象となる。