イオンリテールは6月上旬、イオンスタイル湘南茅ヶ崎(神奈川県茅ヶ崎市)を都市型SC「そよら湘南茅ヶ崎」として改装オープンする。そよらの関東1号店となる。

 イオンスタイル湘南茅ヶ崎はJR茅ケ崎駅から徒歩約7分の場所に立地し、駅利用者や近隣住民を中心に利用されている。今回のそよらへのリニューアルでは、「通う」「集う」「つながる場」をキーワードに、「日常生活で一番便利な都市生活拠点」を目指す。

 新たな専門店として「カインズ」と「ハンズ ビー」が同時出店。カーディーラー「ウエインズトヨタ神奈川」の湘南茅ヶ崎オリジナル店舗や“キャンプ飯とギア”の専門店「マックスキャンプ」、大創産業が運営する「ダイソー」「スタンダードプロダクツ」「スリーピー」の3業態を展開するほか、家電のノジマが売り場を2倍に拡大しリニューアルオープンする。

 また駅からの動線となる2階正面入口内のアトリウムに大型デジタルサイネージを設置し、湘南エリアの開放的なイメージを演出する。リニューアルオープンに合わせて、地域の魅力を表現するアート作品のコンテストを実施し、サイネージ上で紹介する。

 核店舗のイオンスタイル湘南茅ヶ崎は、食品とヘルス&ビューティケア用品という購入頻度の高いアイテムに特化し、フード&ドラッグ業態に転換する予定。

 イオンリテールはそよら業態について、湘南茅ヶ崎を皮切りに、今年秋には武蔵狭山(埼玉県狭山市)、東岸和田(大阪府岸和田市)、浜松西伊場(静岡県浜松市)、古川橋(大阪府門真市)の合計5店舗を開業する予定だ。