ヨークベニマルは、閉店したイトーヨーカドー郡山店(福島県郡山市)の跡地に新たな商業施設として「ヨークパーク」を3月14日開業する。これに先駆け、核テナントの「ヨークベニマル西ノ内店」の食品売り場を2月28日にオープンする。
ヨークベニマルの直営売り場の面積は、食品2942㎡(約900坪)、衣料1616㎡(約500坪)。食品売り場は、「日常の暮らしからハレの日まで、‟それぞれの目的が叶う”地域ナンバーワンの品揃えと地域密着、コミュニティ促進をテーマに、日々のおかずや個食・簡便商品、お土産やギフト品等の取り扱いを拡大する」としている。一方、衣料品は、子育て世代からシニア層まで幅広い年代の日常着、服飾雑貨、寝装関連までをトータルで提案する。直営売り場の初年度売り上げ目標には42.7億円を掲げる。
同店の1 ㎞圏内の人口は1万5025人、7447世帯で、1 、2 人世帯が75%を占める。なお、1km西には23年1月オープンのヨークベニマル桑野店があり、自社競合を避けるための工夫が求められそうだ。
3月14日グランドオープンのヨークパークは4階建てで、テナント数は30超。福島県初進出のLOFT、studio CLIP、アインズ&トルペも出店を予定している。