ワールドは、タイで二次流通品のセレクトショップ「ラグタグ」の展開に乗り出す。

「ラグタグ」は、ワールドグループのティンパンアレイが展開する、デザイナーズブランドを中心に、アパレルからバッグ・靴・アクセサリーまでの二次流通品を扱うセレクトショップ。1985年に東京・原宿で1号店をオープンし、現在は国内に23店舗を展開。リユース市場の成長とインバウンド需要の高まりを背景に、2桁成長を続けているという。

 3月末から6月中旬に行ったタイでのポップアップでは、現地での売れ筋ブランドや価格帯、サイズを把握できたほか、接客レベルも日本と変わらないことが確認できたとして、現地での展開を決めた。

 タイ進出に当たっては、現地の流通大手、サハグループと提携して取り組む方針で、12月中に合弁会社を設立する予定。サハグループとは、2017年春に「World Saha Fashion Co., Ltd.」を設立、「タケオキクチ」の出店拡大を図ってきた。その実績を評価し、今回の取り組みを決めた。