小林製薬は1月、2026年春の新製品内覧会を都内で開催した。医薬品から食品、日用品まで新製品9品とリニューアル品をラインアップ(冒頭写真)。新商品は初年度売り上げ13億円を目指す。

 とりわけ注目されるのは、就寝時、脚に虫がはうような不快感を覚える「むずむず脚」に着目した、第2類医薬品「ムズナイト」だ。原因である神経の過敏を抑え、不眠を改善するという新機軸の商品。会場内では脚のむずむず体感ブースを設け、来場者に症状を知ってもらうことに努めていた。

第2類医薬品「ムズナイト」

 食品分野では、食後の血糖値上昇を抑え、血糖値の重要指標である「HbA1c値」にもアプローチする機能性表示食品「サラシア100プレミアム」を投入する。従来の「サラシア100」の効能に、新たな機能性関与成分「ナリンジン」を加えた。市場で「HbA1c値」の低下サポートをうたう商品は初めてとなることから、強い引き合いが期待できる。

機能性表示食品「サラシア100プレミアム」

 またストレスと睡眠の質向上を訴求する「ナイトミン眠る力 ストレス対策サプリ」は、機能性関与成分のGABAがストレス緩和と睡眠の質向上の両方に役立つサプリメント。市場では「良質な睡眠」をうたう商品が多い中、ストレス対策で差別化を狙う。

「ナイトミン眠る力 ストレス対策サプリ」

 スキンケアでは「メンズケシミン」をリニューアル。シミ抑制成分のトラネキサム酸を肌の奥深くまで届けるディープデリバリー処方により、シミ予防につなげる。男性の肌の悩みに応え、男性スキンケア市場の開拓を狙う。

リニューアルした「メンズケシミン」

 このほかオーラルケアでは「ブレスケア炭酸タブレット」で〝洗ったような息リセット実感〟を打ち出し、歯磨き「美白スミガキ プレミアム」ではクレイを配合することで、着色汚れ対策を強化。芳香・消臭剤では発売30周年を迎える「消臭元」シリーズの大幅刷新や、無香料で瞬間消臭を訴求する「消臭元ZEROスプレー」など、成熟市場においても技術と使用実感で差別化を図る。

「ブレスケア炭酸タブレット」
歯磨き「美白スミガキ プレミアム」
発売30周年を迎える「消臭元」シリーズは大幅刷新
「消臭元ZEROスプレー」

 おりものシート「サラサーティコットン100」では、新感覚の布製が登場。既存品とは異なる肌触りの良さを訴求し、単価アップにつなげたい考えだ。

おりものシート「サラサーティコットン100」から布製が登場

 小林製薬は、「〝あったらいいな〟をカタチにする」ものづくりの姿勢で、今後も新市場を創造する商品、新たな価値を付加した商品を提供していく。