コスモス薬品の取締役人事が波紋を呼んでいる。8月の株主総会を経て、コスモス薬品の創業者である宇野正晃会長の長男、宇野之崇取締役商品開発部長が取締役から外れ、代わりに次男で商品部長の宇野史泰氏が取締役に昇格したのだ。もちろん人事の背景についての説明はなく、「なぜ之崇氏を外し、史泰氏を昇格させたのか」と関係者の間で戸惑いが広がっている。

 之崇氏は1973年11月生まれの51歳。2001年にコスモス薬品の子会社であるコスモス・コーポレーションに入社。その後、05年にコスモス薬品に入社し、営業企画課長に就任。09年に同部長に昇格し、12年に取締役に就いた。18年からは商品開発部長としてPBの開発を担っている。

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