セブンイレブン・ジャパンが付加価値型PB「セブンプレミアムゴールド」のさらなる品位向上と提案強化を図っている。「ゴールド」の発売から今年9月で発売15周年を迎えるに当たり、既存品のリニューアルや新商品の投入で売り場を活性化。また食シーンの訴求や値引きセールも仕掛けながら、購買の裾野を広げていく狙いだ。
「ゴールド」シリーズは2010年9月にチルド惣菜4品から販売を開始、今年2月時点で商品数は約50品にまで広がっている。購入層は40代以上の女性が中心。消費の二極化がいわれる中、上質な商品とコンビニで手の届く価格帯の両立により支持を高めている。例えば、冷凍パスタの「金のボロネーゼ」は、税別398円という価格帯と価値のバランスが認められ、売り上げは前年を超えて推移。一方で、商品本部の井手口美紗チーフマーチャンダイザーによれば、「中にはやや売れ行きの厳しい商品もある」。

そこでセブンイレブンは商品の刷新に乗り出した。