コスモスが売上高1兆円超え、スギとアオキは2桁増収

 2025年2月から5月にかけて決算期を迎えたドラッグストア12社の業績が出揃った。前期は9.5カ月の変則決算となったツルハホールディングス(HD)を除く11社が増収で、人流の拡大や値上げの恩恵を受けて各社トップラインを伸ばした。

 中でもコスモス薬品は4.8%増で初の1兆円超えを果たし、早くも「1兆円は通過点にすぎない」(横山英昭社長)とさらなる成長に目を向ける。スギHDは24年9月に阪神調剤薬局を展開するI&Hを子会社化したことで売上高8780億円となり、サンドラッグを抜いて業界5位に躍り出た。M&Aに力を入れるクスリのアオキHDも中期経営計画の目標を1年前倒しする形で売上高5000億円を達成。スギとクスリのアオキは2桁の高い伸びを見せた。

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