SNSでの情報発信を強化し来場者が1.7倍に
来場者数は昨年を3万9072人上回る9万7944人。台風による交通機関の乱れなどの影響がありながらも、8月30日から9月1日の3日間、東京ビッグサイトで開催された日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)主催の「第24回JAPANドラッグストアショー」は活況を呈した。今回は「これからの多様性のある社会に向けたドラッグストアの挑戦~自分にあったセルフメディケーションを探して~」をテーマに、出展社数385社、小間数1280小間を展開した。
佐藤文則実行委員長(よどや社長、冒頭写真中央左)はオープニングセレモニーで「今、世の中はLGBTQや女性活躍、リスキリングなど、一人ひとりの個性や生き方、働き方が多岐にわたって尊重される時代へと大きく変化してきている。これからのドラッグストアは、時代の変化に合わせて新しい価値観を加えていかなければならないと考えた」とテーマ設定の狙いを説明。出展企業に向けて「イベントや商品を自社のSNSだけにとどまらず、お客様にも投稿していただけるよう、ご協力をお願いする。全員でSNSで旋風を巻き起こしていこう」と呼びかけた。