新CEOの手腕で初の通期黒字化を実現
今年2月、アリババグループの2024年度第3四半期(24年10月〜12月)決算報告の電話会議において、アリババの幹部が食品スーパーの盒馬(フーマー)について言及した。
「盒馬は着実な規模拡大を遂げ、非常に高い収益性を達成した。オンラインとオフラインの融合という特性を存分に発揮している。現時点で盒馬を売却する計画はなく、戦略的投資家からの出資など、オープンな姿勢で盒馬の価値が最終的にアリババグループの評価に反映されるようにしていく」
この発言を受け、市場関係者は「アリババ社内での盒馬の売却をめぐる議論は決着したのだろう」と受け取ったという。