ファーストリテイリングは6月23日、仏子会社・ FAST RETAILING FRANCE S.A.S.がパリ商業裁判所にて法的再生手続きの申し立てを行ったと発表した申請は現地時間で6月20日付。

 同社はフランスにてコントワー・デ・コトニエ事業やプリンセス タム・タム事業など女性向けアパレル事業を展開2024年8月期の業績は、売上高が1540万ユーロ(25億570万円)営業利益が550万ユーロ(約8億8440万円)の損失、当期純利益が260万ユーロ(約3億9990万円)の損失と、それぞれ3期連続の赤字を計上していた。

 今回の法的再生により、主要都市への店舗網の集約や両ブランドを同一店舗で販売するなど事業構造改革を進める。

 ファストリは、「当社の連結の営業利益への影響額は1%未満の水準を見込んでおり、当社連結業績に与える影響は限定的」としている。