ファーストリテイリングは3月18日、同社が管理する情報システムが、第三者による不正アクセスを受け、取引先従業員および同社従業員の個人情報の一部が漏えいしたおそれがあると発表した。

 対象となった個人情報は、2018年1月から21年5月の間に、同社と取引のあった事業者の従業員情報のほか、23年4月から同年9月の間に、ユニクロまたはジーユー店舗に在籍していた従業員情報、18年5月から23年9月の間に、同社本部に在籍していた従業員情報

 なお、漏洩したおそれがある個人情報に、ユニクロまたはジーユーのオンラインストアや店舗を利用した顧客の個人情報は含まれていないという。

 本事案については、すでに個人情報保護委員会をはじめとする関係各機関と連携し、必要な対応を進めているとし、連絡先が確認できた本事案の対象者には、順次電子メールにて連絡しているという。

 ファーストリテイリングは今後、「同様の事象が発生しないよう、より一層のセキュリティ強化と安全性の確保に努める」としている。