飲食店情報サイトを運営するぐるなびは12月2日、現役の秘書から今年最も評価を集めた接待用手土産として20品を選定した。
同企画は、秘書が目利きした商品だけを厳選して取り扱うECサイト「接待の手土産」にて実施するもの。年に一度、サイト内の商品からエントリーを募り、事前審査、ウェブアンケートなどを経て、「接待の手土産セレクション」を選出している。
2024年は、訪日外国人の増加から「日本らしさ」のある商品が多く選ばれ、対面で手土産を渡す機会の増加から「高級感」が重視される傾向も強くなった。例年は6割以上が洋菓子のところ、今回の特選20品はうち13品が日本らしい商品だった。
今回初めて特選に選ばれた商品は6品だった。中で東あられ本鋪の「冨嶽三十六景 撰 北斎一福」(5616円)は包装に葛飾北斎の浮世絵をあしらった、和のテイストが前面に出たあられ菓子。外国人に人気の逸品だ。
また、これまでに通算3回特選に選ばれ、「殿堂入り」となった商品が今回5品出た。そのうちの一つが下鴨茶寮の「至高の昆布」(3240円)。職人技が光る「昆布ふりかけ」と「下鴨昆布」の詰め合わせで、日常使いできる品ながら贅沢感が味わえることが評価された。