理想はインバウンドも国内も隔たりのない対応

 ――インバウンド、富裕層の取り込みが功を奏し、業績は好調です。この状況はまだ続くのでしょうか。

 小野 お陰様で今年度の業績は非常に順調に推移している。とくにこの上期は想定以上に上振れた感があります。これは何といっても5月、6月あたりに円安が顕著になり、インバウンドが大幅に伸びたことが大きいですね。それにご指摘の富裕層マーケットがかなり活況でして、若年富裕層のパワーカップル、パワーファミリーの消費意欲も相当旺盛で、GINZA SIXへ行くと、館の中にかなりのお客様が買い物を楽しんでいらっしゃる姿を見ることができます。ただインバウンドは読みづらい。投資家の方にもインバウンドの今後はどうですかと聞かれますが、正直わかりません。為替の動向でも変わりますし。

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