日本郵便は、12月23日、ヤマト運輸に対して損害賠償請求訴訟を起こした。

 日本郵便によれば、同社とヤマト運輸は、2023年6月19日に締結した「持続可能な物流サービスの推進に向けた基本合意」に基づき協業を進めてきたが、今年10月、小型薄物荷物の「クロネコゆうパケット」に関して、ヤマト運輸側が、「2025年1月から当面の間、日本郵便への運送委託を停止する」と通知してきたことから、日本郵便は、これを基本合意違反として、ヤマト運輸を相手に120億円の損害賠償等請求訴訟を起こした。