イオン東北とイオンスーパーセンターの両社は10月15日、イオン東北を存続会社とする経営統合を2025年3月に実施すると発表した。22年度の売上高はイオン東北が2650億円、イオンスーパーセンターが518億円であることから、単純合算で3000億円規模になると見られる。
具体的なシナジー創出策として、共同仕入れやイオン東北が手掛ける地域PBの「にぎわい東北」の共同開発、システムの統合、サプライチェーンの再構築、資材・什器・備品等の共同調達、ネットビジネスの共同研究・共同開発を挙げている。
今年10月時点の店舗数はイオン東北が156店(青森:30、岩手:14、秋田:45、宮城:28、山形:31、福島:8)、イオンスーパーセンターは22店(青森:1、岩手:7、秋田:6、宮城:6、福島:2)。
イオンはエリア内での事業会社再編を進めており、東北においては今年3月、マックスバリュ南東北がイオンビッグに吸収合併された。東北エリアにおいてはイオン東北のほか、ホームセンターを運営するサンデーがある。(写真はイオンスーパーセンター南相馬店)