「本当に〝そっち〟に走って大丈夫なのか」。取引先のみならず、社内からも不安の声が上がっているのが、セブンイレブン・ジャパンの価格政策「うれしい値!宣言」だ。

 いまセブンイレブンの店内は、ピンクの「うれしい値!」POPで埋め尽くされている。棚でも安い商品のフェースがしっかり割かれており、特に昼の時間帯は、1個税別128円の手巻おにぎり(鮭・ツナマヨネーズ)や、一つ323円のチルド弁当の麻婆丼、バターチキンカレー、PBセブンプレミアムのカップヌードル(レギュラー158円、ビッグサイズ198円)などを手に取るお客が増えている。これらはいずれもうれしい値!の対象商品で、店頭には9月末までに既存品と新商品合わせてフレッシュフード65品、セブンプレミアム205品の計270品が投入される計画だ。

この記事の購読は有料購読会員に限定されています。
まだ会員登録がお済みでない方はこちらから登録ください。
有料購読申込

すでに会員の方はこちらから