ドイツでは法律で、日曜・祝日の小売店営業が禁止されてきたが、いくつか例外があり、そのひとつがガソリンスタンド(GS)の併設店だ。通常のスーパーより値段はずっと高いが、週末を含めて24時間営業していることから、必要に迫られて、または給油のついでに買い物をする人が少なからずいる。そんな中、スーパー大手のレーヴェグループは、品揃えをより充実させた新たなコンセプトの併設店「レーヴェ・エクスプレス」の展開を始めた。

 ドイツが法律で日曜・祝日の営業を禁止するのは、休日に家族と過ごす労働者の権利を守るための措置である。ただ駅構内の店舗やGSの併設店は例外で、カフェやレストランなど飲食業も、日曜・祝日の営業が認められている。

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