6月7日以来の1ドル=155円台――。米国のドナルド・トランプ前大統領が「円安や人民元安が甚だしい」と発言したことで、1ドル=161円台まで進んだ円安は一時的に止まった形だ。

 最近は円安を味方にする小売企業が少なくない。ファーストリテイリングは海外売上高が国内を上回り「過去最高益街道」をばく進中。三越伊勢丹ホールディングス(HD)などの百貨店もインバウンド需要を満喫している。

この記事の購読は有料購読会員に限定されています。
まだ会員登録がお済みでない方はこちらから登録ください。
有料購読申込

すでに会員の方はこちらから