果物の食べごろを保証する「食べごろ+」を開始
2年目を迎えたイオンネクストのネットスーパー「グリーンビーンズ」が、さらなる鮮度改革に取り組む。イギリスのネットスーパー支援企業オカドと提携してサービスを開始した2023年7月以来、最短当日、朝7時から夜23時まで1時間単位で配送時間を選べる利便性に加え、徹底した鮮度管理とコールドチェーン配送を強みに支持を広げ、会員数は21万人を突破した。
千葉県千葉市の誉田CFC(顧客フルフィルメントセンター)を配送拠点に、東京・千葉・神奈川の一部エリアで展開。利用者の居住地は東京6割、千葉3割、神奈川1割で、半数以上を占める東京ではイオンの店舗数が少ない世田谷区や港区、大規模マンションが多い湾岸エリアで特に会員が多い。世代別では、30~40代の子育て世代、50代からの支持が厚い。平均客単価は約1万円で、ここ半年で15%ほど伸びている。売り上げ額は非公開だが、7月6日に行われたグリーンビーンズ戦略説明会で、イオンネクスト代表取締役副社長の野澤知広氏(冒頭写真中央)は「食品スーパー10店舗分ぐらいの供給はできた」ことを明らかにしている。