モニターを介して医薬品の注文や健康相談も

 ウエルシア薬局の移動販売車「うえたん号」(冒頭写真)の存在感が高まっている。2022年5月、静岡県島田市で事業を開始して以来、これまでに、東は宮城県名取市から西は大阪府枚方市まで16の自治体で18台が稼働中だ。事業を展開する営業戦略本部地域包括推進部の星晶博部長によれば、「週5日、多いところでは1日10カ所を回っている」という。

 移動販売車は、中山間地などの買い物困難地域の買い物の場としてスーパーマーケットが手掛けるケースがほとんどだが、うえたん号はドラッグストアならではの機能を持たせることで、スーパーの移動販売車とは一線を画している。

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