コロナ禍を経て、コロナ5類移行や医療用医薬品の品薄などでOTC医薬品の市場規模は拡大した。医薬品の製販1貫体制を構築する富士薬品は質の高い割安なOTC医薬品を揃え、お客の支持を獲得。全国に張り巡らされた配置薬販売の強みも生かし、独自の商品開発や販促を推進している。

 (写真上、ドラッグストア事業本部 商品統括部 医薬品部 部長 木俣 徹也、バイヤー 小林 雅俊)

 当社のOTC医薬品は、2020年、21年のコロナ禍での外出自粛により、風邪薬やドリンク剤を中心に伸び悩みました。ですが一転、22年度が前年比112%、23年度が同104.7%。足元の24年度は23年よりもさらに売り上げ実績を伸ばしている状況です。

マスクの着用率減少で花粉症の時期の鼻炎薬の売れ行きも好調だ

この記事の購読は有料購読会員に限定されています。
まだ会員登録がお済みでない方はこちらから登録ください。
有料購読申込

すでに会員の方はこちらから