日本ではセルフレジの導入が急速に進んでいるが、米国では、逆に大手チェーンストアを中心にセルフレジの撤去や使用制限の動きが拡大しており、カリフォルニア州ではセルフレジを制限する法案まで提出された。

 カリフォルニア州上院議員が今年2月に提案した法案は、スーパーやドラッグストアでの盗難を防ぐため、セルフレジスタッフの増員を義務付けている。「セルフレジの利用は購入点数が10アイテム以下に制限されなければならない」「店には最低1台の有人レジを配置する必要がある」といった条件が盛り込まれているほか、「1人のスタッフが同時に2台のセルフレジを管理する」や「セルフレジ管理スタッフが他の作業をする」ことを禁じている。

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