北海道、東北、信越から撤退を表明

 イトーヨーカ堂が2月9日、北海道、東北、信越からの撤退を発表した。すでに明らかになっていた店舗と合わせると、閉店6店舗、他社への営業承継(予定含む)13店舗の計19店舗。変革のための身切りとは言え、これだけの数を手放すことは業界再編に等しいインパクトを引き起こす。

 店舗開発関係者の間で噂となっていたのが、ヨーカ堂の閉店店舗の承継先だ。大きな館だけに交渉相手には運営能力があり、体力もある企業に声がかかったとされる。具体的にはドン・キホーテやトライアル、アークスなどの名前が挙がっていたが、フタを開けてみれば、DS企業のロピアを擁するOICグループ、同じセブン&アイグループのヨークベニマルとヨーカ堂が30%を出資するダイイチの3社が名を連ねた。

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