総合スーパー(GMS)を抱える大手スーパー7社の2023年度中間決算が出揃った。コロナ明けで消費者の行動制限がなくなった上期は、物価上昇も相まって客数、客単価ともに前年を上回る企業が続出。結果、マックスバリュ西日本と経営統合した旧フジ(現フジ・リテイリング)、イオン九州、平和堂、イオン北海道の4社が増収増益を達成。中でもイオン九州は単体として営業収益と各利益段階で最高を更新。イオン北海道もトップラインが過去最高だ。一方で増収減益はイオンリテール、イズミの2社。イオンリテールは営業赤字を計上し、前期から赤字幅が拡大。イトーヨーカ堂はただ1社、減収営業赤字となった。

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