OICグループは3月5日、ロピアを沖縄県内に初出店すると発表した。同県で食品スーパーのフレッシュプラザユニオンを展開する野嵩商会とフランチャイズチェーン(FC)契約を結んだ。同25日に那覇市内の複合施設・さいおんスクエア(写真)1階に「沖縄国際通り店」をオープンする。

 沖縄国際通り店は、ゆいレール牧志駅から徒歩1分、安里バス停から徒歩1分の場所に立地。総面積1032㎡(312坪)の売り場で、生鮮3品から惣菜、グロッサリーまで幅広い商品を取り揃える。品揃えは各部門のチーフ自らが買い付け、販売価格を設定するロピア独自の事業部制を採用。低価格で販売する。

 青果では旬の野菜や果物を提供する。食べ応えのある大粒いちごや契約農家から直送した台湾産金鑚パインを販売。鮮魚では厚切りのデカネタ寿司や1パックで赤身、中トロ、大トロすべての部位が食べられる生本マグロブーメランカットなどを展開。精肉では、みなもと和牛や適霜牛などロピアのオリジナルブランド肉の希少部位を毎日販売する。

 このほか、惣菜では話題の「モンスターバーガー」 や、生地から手作りした「オリジナルピザ」など、他店舗で人気の商品を販売する。 

 野嵩商会は年商330億円(23年2月期)、沖縄県内に24時間営業のスーパーを20店舗展開している。ロピアは今回の出店で、全国16都道府県と台湾で計90店舗(24年3月現在)となる。