スーパーバリュー(SV)は11月21日、親会社のロピア・ホールディングスから受けた第三者割当増資の用途を変更すると発表した。
今年7月の発表では、5億5700万円としていたシステム投資を基幹システムの刷新から既存システム改修に変更、POSシステム導入を一部リースに切り替えることで1億4500万円に修正。納税分も減額し、これらを運転資金や新たに追加した店舗改装に振り向ける。運転資金は3億6800万円から7億8500万円に増額する。
SVは用途変更の理由として、今年度上期のチラシ販促の一時的な停止、売価のコントロール不足、コロナ下での行動制限緩和の影響で売上高が回復せず、利益面でも計画未達となったことが資金繰りに影響したためとしており、。今回の運転資金の増額により業績の立て直しを急ぐ構えだ。